中島みゆきのアルバム「臨月」の好きな歌詞5選
毎度ご訪問ありがとうございます。ふじけんです。
アラサーサラリーマンの私ですが仕事が辛いときにいつも聴いてる中島みゆきさんの歌の歌詞をひたすら紹介したいと思います。笑
今回は個人的に最も好きなアルバムの一つ「臨月」の歌をご紹介します。
アルバム「臨月」について
『臨月』(りんげつ)は、1981年3月5日に発表された中島みゆきの8作目のオリジナルアルバムです。このアルバムのみゆきさんの声はとても優しく、ナイトキャップにうってつけです。僕もよくこのアルバムを流しながら寝落ちしてます。そんなアルバム「臨月」に収録されている歌から個人的に好きな歌詞を5つ紹介したいと思います。
1.『あした天気になれ』
夢もあります 欲もあります
かなうはずなんて ないと思います
夢に破れて あてにはずれて
泣いてばかりじゃ いやになります
好きな歌詞というか曲全体が好きです(笑)。いわゆる天邪鬼な心境を歌った曲で曲調は非常にポップで聞きやすいです。2番の歌い出しもあ~あるあるって感じです。
2.『あなたが海を見ているうちに』
こんな海辺に するんじゃなかった
いいかげんな 街ならよかった
恋人の別れを描いた曲。どんな場所で別れたのか、どこにいるのか、場所とその移動を歌っているだけなのにやたら心に刺さる。中島みゆきの真骨頂、叙景的な歌詞。
3.『バス通り』
あの日はふたりの時計が違ってたのよね
あなたはほんとは待っていてくれたのよね
ある女性がお店にいるとそこに偶然昔付き合ってた彼氏が見知らぬ女性と一緒に現れる。彼と彼女は雨宿りで軒先に寄っただけで、ウィンドウ越しにいる女性の存在に気づいてない、というシチュエーション。このお店にいた女性と元彼氏は自然消滅だったことが、この歌詞から伺えます。女々しくて女々しくて女々しくて辛いよ~な曲。時計という小道具が効果的に使われています。
4.『成人世代』
電車のポスターは いつでも夢が
手元に届きそうな ことばだけ選ぶ
成人世代はこのアルバムで最も好きな曲の一つです。歌い出しも好きなのですがこの歌詞に表れる諦観が今の私にとって等身大の悩みとしてとてもとても共感できるのです。個人的に缶コーヒーのBOSSのCMにピッタリな曲だと思ってます。絶対人気出ますよ!関係者の方是非!!笑
5.『友情』
この世見据えて笑うほど
冷たい悟りもまだ持てず
この世望んで 走るほど
心の荷物は軽くない
未熟、という言葉が浮かびました。「成人世代」でも歌われているのですが自分が明らかに子供ではなく、しかし大人というには心持てずという中途半端な存在であるという「大変さ」が歌われているように思います。
余談
正直当アルバムに収録されている曲は全部好きなので5選できません笑
他にアルバムに収録されている曲だと「ひとり上手」とか有名ですね。
私このアルバム大好きなのですが、このアルバムが発売された1981年に中島みゆきさんは29歳で私と同じアラサーであり、人生のステージ?的に共感できる歌詞が多いのが理由かもしれません。(ほんとすごいよね。。。)また男女の別れを描いている曲が多いのもこのアルバムの特徴かも。
このアルバムに収録されている「あわせ鏡」については弊ブログで個別に取り扱っているのでよかったら見てみてください。
参照