中島みゆきのアルバム「中島みゆき」の好きな歌詞5選
中島みゆきのアルバム「中島みゆき」の好きな歌詞5選
毎度ご訪問ありがとうございます。ふじけんです。
アラサーサラリーマンの私ですが仕事が辛いときにいつも聴いてる中島みゆきさんの歌の歌詞をひたすら紹介したいと思います。笑
今回は個人的に最も好きなアルバムの一つ「中島みゆき」の歌をご紹介します。
アルバム「中島みゆき」について
『中島みゆき』は、1988年3月16日に発表された中島みゆきの15作目のオリジナルアルバムです。中島みゆき作中島みゆき、自分の名前を関したこのアルバムは全体的にロック色の強いアルバムです。「ファイト」の歌声をイメージしていると全く別人に聞こえます。そんなアルバム「中島みゆき」に収録されている歌から個人的に好きな歌詞を5つ紹介したいと思います。
1.『土用波』
愛の重さを疑いながら
愛に全てをさらわれてゆく
土用波は夏の土用のころ起こる高い大きな波のことだそうで、私もこの曲を聞いてから知りました。すべてをさらう夏の大波と愛を結びつけ、愛という感情の荒々しさを表現しているように思います。
2.『泥は降りしきる』
いいよォ ごめんだとか
べつにィ 平気だから
好きだとか 嘘だから
あれ みんな冗談だから
ほら 笑っているでしょう
フラれた女性の心境を描いた1曲。。。というよりも好きになった男性にはすでに彼女が、もしかしたら奥さんがいて、浮気なり不倫されていた女性の心境を描いているように思います。曲の最後はみゆきさんも思わず感情がこもってしまったようで涙声で歌っているように聞こえます。他の曲でもたまにありますよね。他アルバムの「捨てるほどの愛でいいから」とか聞いてて切なくなります。
3.『黄色い犬』
素っ裸で I Love You
素っ裸で I Need You
何ンにもない女でも 愛してくれますか
この歌詞だけ見ると春を売る仕事をしている女性に見えますが、歌詞全体をみるとどうも不穏な内容。今度しっかり感察してみようかなと思います。
4.『クレンジング クリーム』
クレンジングクリームひと塗り いやな女現われる
このフレーズが歌詞を変えて連続する特徴的な曲。オチが秀逸、、、というか残酷な1曲。「化粧」という曲もあり、もしかしたらアンサーソングなのかなぁなどと考えてます。
5.『ローリング』
工事ランプの凍る路地をたどって
探しあぐねた たむろできる場所を
昨夜 騒いだ店は 客を忘れて
一見相手の洒落た挨拶を配る
こちらは曲の歌い出しのフレーズ。「あぐねる」というのはいろいろ努力しても思うような結果が得られないで困ってしまうこと。この歌の主人公はたむろできる場所=自分の居場所を探しているがそれが見つけられない。自分のことを「常連さん」のように扱ってくれるかと期待し、昨日行ったお店に行ってみるも、他人行儀の丁寧な接客しかしてくれない。たった数行で現代的な疎外感を感じさせる歌詞ですが、「一見相手の洒落た挨拶を配る」とはステキな言い回しですよね。みゆきさんの曲の中でも特に好きな曲の一つです。
余談
Wikipedisによると当アルバムで中島みゆきの「御乱心の時代」は終止符が打たれることとなったそうです。みゆきさんの歌声や歌い方、曲調はどんどん変わってくのですが、初期のフォークソングから一転してロック調の曲が増えたのが「御乱心の時代」だったのでしょうか。当時ではなく後から追いかけた私にとってはどの年代の曲も魅力的であり、この「御乱心の時代」に製作された曲も好きなものが多いです。とてもとてもご乱心というようには思えなかったのですがね。
参照